ROの思い出。1。

β2が始まった頃。

当時のオタ仲間(ネット上で知り合ったひと)二人に誘われたのがきっかけだった。その人たちはUOなどの経験者だったが俺はネトゲ初体験。どんなものか胸躍らせてキャラクタークリエイトをスタート。

男キャラでカッコいい奴…どのジョブがいいかな。素早く手数で勝負する。ほう。毒使い。ほうほう。そも大体のRPGにおいて解錠や隠遁は重要なスキルだろう。PTには必須のはず。よし、シーフに決めた!

仲間はひとりは火力が好きだという理由で男マジシャン。もうひとりは見た目が好きとかそんなだったか、女アーチャーを選んだ。これはなかなかバランスがいいPTになるんじゃないか。回復役がいればなお良いがそこはMMO。仲間はすぐに見つかるはず。

こうして俺たちの冒険の日々が幕を開けた。

 

ほどなくして女アーチャーが仲間募集をしている男アコライトを拾ってきた。4人で毎日ワールドを見て回る日々。ギルドはまだなかったので、PTを組みっぱなしにしておくのが常だった。

 

ある程度LVもあがってきたPTに変化が起きたのはゲフェンという町のダンジョン。ここには念属性という、平たく言えば幽霊のようなモンスターがメインで、シーフは念属性に対する一切の攻撃手段を持たないのである。強いて言えば壁役だが、耐久力に劣るシーフは脆い。回避も足りない。回避力をあげるには幽霊モンスターが落とすレアアイテムが必須…。自然と、このダンジョンを攻略する際は俺がPTから外れることとなった。

 

となれば、PTとLV差がつかないようソロで頑張る必要がある。

しかし、崖うち(マップ上の段差を利用し、一方的に遠距離攻撃するとが可能。この時は出来た)ができるアーチャーや、FW狩り(炎のオブジェクトを作る魔法にモンスターを誘い込むことでやはり一方的に殺すことが可能)できるマジシャン。そしてその二人と同行するだけでLVがあがっていくアコライトに敵うはずはなかった。彼らはあっという間に上級職へと転職していった。